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2013.07.21 Sunday

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    ロゴヴィスタ(Logovista) / ONESWING VS Epwing

    2013.05.21 Tuesday

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       2012年はじめ頃までにリリース済みのロゴヴィスタ(Logovista)辞書については、Epwing辞書と変わりなくLogophile/Jamming上での検索が可能であった。ロゴヴィスタ形式のままで使うもよし、Epwingに変換して使うもよし、そして同じタイトルの場合にEpwing形式よりもロゴヴィスタ版の方が若干売価が安いなど、よいとこだらけであった。

       ところが、2012年のある時点以降にリリースされる新しいタイトルのロゴヴィスタ辞書は、多様な検索機能が増え、検索結果画面のカラフルで多機能となったが、その反面、Logophile/jamming上での表示が乱れたり、文字化けが起こるようになった。これは、Epwing形式に変換したうえでLogophileで検索しても、同じであった。ロゴヴィスタが独自形式でユーザーを囲い込むため、機能追加という名の改悪を行ったように思えた。

       電子辞書は多くのタイトルを一つの辞書ソフトで串刺し検索できることに意義があると思っている。さまざまなメーカーが自社に顧客を囲い込もうとして、独自形式が乱立すると、ユーザーの利便性が下がっていく。パソコン上に、二つ、三つと辞書ソフトを立ち上げなくてはならない状況に陥る。
       他方で、Epwingの後続規格とされているONESWINGもよくない。後継規格といいながら、Epwingとの互換性は全くない。もちろんロゴヴィスタ版との互換性もない。複数辞書間の串刺し検索を望む場合には、ONESWINGで辞書をそろえなければならない。Epwing形式やロゴヴィスタ形式の辞書を時間とお金をかけて揃えてきた者にとっては、非常に複雑な思いである。しかもONESWINGのタイトルはまだまだ少ないため、完全にONESWING一本という訳にもいかない。結局、パソコン上に、二つ、三つと辞書ソフトを立ち上げざるを得ない。

       Epwing形式の新しい辞書は、ここ数年でていなかったように思う。もうEpwing形式の新しい辞書は発行されないのか・・・、と落胆してたとき、事件(!?)が起こった。発行されたのである。それが下記の辞典(「経済・金融ビジネス英和大辞典」)。



       たしかにロゴヴィスタ版との価格差はある。



       しかし、Epwing版では、Logophile上で、何らの支障もなく検索結果が表示される。そもそも、このEpwing版には、LogophileLiteが同梱されている。しかも、ロゴヴィスタ版のような認証の手間やインストール制限がなく、安心して使える。もちろん、他のEpwingタイトル辞書や従来のロゴヴィスタ版との串刺し検索の相性も問題なし。

       今後、新しいタイトルの辞書について、Epwing版とロゴヴィスタ版の両方で出た場合には、汎用性の観点で迷わずEpwing形式の方をオススメする。ONESWING版とロゴヴィスタ版しかない場合は、次善の策としてロゴヴィスタ版。

       ONESWING版に手を出さざるをえないとすれば、「角川類語新辞典」くらいであろうか。現行で手に入るのは、ATOKの変換辞書としてのそれか、ONESWING版しかないからである。これも昔はEpwing版がでていたのであるが。



       辞書のメーカーには、音楽業界におけるCCCの失敗を思い起こしてほしいと思う。ユーザーの利便を無視したビジネス手法は、そのうちユーザー側から無視されることになる気がする。

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